【焦点距離】権現堂で桜と菜の花を撮影したら、意外と35mmで事足りた
この前有休を利用して権現堂に桜と紫陽花を撮影しに行ってきました。
今回の議題は焦点距離です。
焦点距離35mmは風景撮影となるとちょっと画角が狭い
風景を撮影する際にいつも悩むのは本体というよりはレンズです。
スナップ撮影的な感じではSEL35F18F一本で個人的に問題ないのですが、風景となると話は別。
焦点距離35mmは風景撮影時にはちょっと画角が狭いのです。
とは言え準広角をカバーできるレンズは35mm換算で24mmとなるSELP1650のみ。
子供撮影がメインなので、この領域をカバーできるレンズを持ち合わせていないのです。
おカネが潤沢にあれば別ですが。。
ということで色々悩んだ末、α7Ⅲ×SEL35F18FとDSC-RX100M3の組み合わせにしました。
これだとSEL35F18Fでちょっと画角が狭いなと思ったときにはDSC-RX100M3でぱちりと撮影できます。
やはり、DSC-RX100シリーズは保険という意味で貴重な存在です。
被写体「権現堂の桜と菜の花」はむしろ35mmで事足りた
いきなり結論ですが、桜と菜の花が同時に映る画角で撮影したところ焦点距離35mmで十分事足りました。
以下です。
めちゃめちゃ綺麗でした!
写真ではわからないのですが、地味に菜の花の香りもよかったです。
で、なぜ35mmで十分だったかと言えば、余計なものが多かったに尽きます。
少し角度を変えたものです。
これは右側の緑の木が邪魔ですよね?
続いて別の場所です。
今度は左側中央にある緑の木が邪魔じゃないですか?
要するに邪魔なものが入り込む風景ではすこし切り取る作業が必要で、今回は35mmが結果的に合っていたということです。
機動性にも優れたSEL35F18Fを持って行ってよかったです。
その他撮影結果
桜並木は綺麗でした。
素晴らしいの一言
菜の花だけでも行く価値があるかも。
離れに咲いている桜もとても綺麗。
α7Ⅲを持っていると自然にテンションが上がります。
桜は被写体として難しい!
撮影していてちょっと思ったのは、桜は被写体として難しいなということ。
花びらが小さく白飛びしやすく、実は記憶より白かったりします。。
例えば以下の写真。
まあ誰がどう見ても桜です。
でも、個人的に何か物足りません。
この写真に対し、Lightroomで色相を変えピンク方向に振ってみます。
脳裏に浮かぶのはこの色なんですよね、個人的には。
今度は色温度を振ってみます。
これはもう完全に卒業式ですね!
今度は色温度を低くします。
青春映画の回想シーンで出てきそうです。
こうやってRAW現像で遊んでいるのは、写真だとなんか物足りないからに他なりません。
マクロレンズでさらに風景を切り取ればもう少し違う結果になるかもしれません。
かなり評価が高いマクロレンズはあることは認識しているのですが。。
権現堂はカメラなしでも文句なしにおススメ
もし権現堂に興味がある方がいれば、一度は行くことをお勧めします!
桜はもちろんのこと、菜の花も思った以上に綺麗です。
秋には彼岸花も咲いていますね。
土日は間違いなく混むので、できれば平日に行きましょう!
わが地元埼玉も捨てたもんじゃないデス
風景なんてiPhoneで十分と思っていたら意外と違った
こんにちは
近くの玉蔵院で桜が開花したのでこの前撮影しに行ってきました。
とは言っても在宅&お昼休み中なので、α7ⅢではなくiPhoneを持って。
別にカメラを持って行ってもいいのですが、さすがにそんなテンションにはならず。。
私は子供の肌の色味とかは非常に気になるのですが、風景に関しては細かい目を持っていません。
よって玉蔵院の桜もiPhoneで十分だと思っていたのですが、今の目で見ると意外と違っていました。
スマホ上で見る限り悪くはない
実際の写真です。
ぱぱっと撮影してきました。
すでに若干怪しいところではありますが、、、スマホで見る限りは悪くはありません。
桜に彩られた玉蔵院が表現できていると思います。
等倍で確認すると風景を描写するには解像度が明らかに足りない
この写真を等倍で確認します。
桜の花びらがつぶれてしまっていますね。
これが格安スマホだったら言い訳もつきますが、スマホでは最高峰の画質を誇るiPhoneです。
風景を描写するにはiPhoneは解像度が明らかに足りません。
ザ・風景でなければiPhoneでも全く問題ない
もちろん、条件次第ではiPhoneの撮影でも全く問題ありません。
例えば以下。
こういう映りをされると、iPhoneなのか一眼レフなのか聞かれても即答できない自信があります。
(空のダイナミックレンジの狭さはさすがに目につくかな?)
ピントが合っている場所を等倍で確認してもしっかりと解像しています。
自分はα7Ⅲ、α6400、RX100M3、スマホと持っていて、どのシチュエーションで何を持っていけばいいのかのコンセプトがまだ定まっていませんが、さらに頭を悩ませそうです。
【意外とあり?】1年無料につられて楽天モバイルに変えてみたら、iPhoneでもあっさり使えた
お久しぶりです。
前にiPhoneのポートレートモードで遊んだ記事を載せたように、私はiPhone11を所有しています。
この度、楽天モバイルの1年無料につられて楽天モバイルに変えてみました。
「・・・までのお申込みなら無料!」と言われると、私のような情弱者であれば申し込んでしまいますね。
そこで今回は楽天モバイルはiPhoneでも使えたのか? その際の実体験に基づいた感想を述べます。
ちなみにこの記事はカメラは全く関係ありません。
- 【懸念点1】iPhoneと楽天モバイルの組み合わせである
- 【懸念点2】楽天回線エリア内であるか?
- 【開通】ホームページ通り初期設定したらものの5分でつながった
- 【回線】浦和駅周辺であってもパートナー回線に思った以上に切り替わる
- 【回線】cellmapperで基地局の場所を調べてみたら、「プラチナバンドが」と三木谷社長が訴えるのも理解できた
- 【結論】無料だったら楽天モバイルに申し込まない手はない
【懸念点1】iPhoneと楽天モバイルの組み合わせである
とは言え何も考えずに申し込んだわけではありません。
まず一番の懸念点はiPhoneが動作保証外端末であるということ。
この時点でNG?と思って調査したら少なくともiPhone11は普通に使えそうということがわかりました。
ホームページにも明記されているし、個人ブログを見ても使えました!という報告がたくさん見受けられました。
ということで、iPhoneでも使えそうということでこの懸念は解消されました。
ちなみに古いiPhoneは本当に使用できないので注意してください!
【懸念点2】楽天回線エリア内であるか?
もう一つの問題は楽天回線エリア内であるかということです。
ここを外れるとパートナー回線になって、高速通信は5Gしか使えないからです(5Gを超過しても1Mbpsなので実用範囲ではある)。
私の住んでいる浦和駅周辺は完全にエリア内になっていました。
範囲を拡大してみても、主な行動範囲はすべてカバーしています。
ということでここも解決、というほど単純ではありません。
さらに調査してみると、「楽天回線エリア内でもパートナー回線に接続される!」という書き込みが多いこと多いこと。
どうやら設計上のエリアと実用上のエリアに相違があるらしいのです。
とは言え、さすがに浦和駅周辺だったら回線の問題も大丈夫だろうということで申し込みを強行しました。
【開通】ホームページ通り初期設定したらものの5分でつながった
1週間弱でSIMカードも届き、指定された通りに設定したらものの5分でつながりました。
iPhoneは動作保証外だと構えていたので少子抜け。。
あとは無料通話用にRakuten Linkをダウンロードし、ログインしたら終了です。
やってみて思いましたが、たとえ動作保証外のiPhoneであっても対応機種であれば初期設定に関しては何ら心配する必要はありません。
【回線】浦和駅周辺であってもパートナー回線に思った以上に切り替わる
実際に使ってみるとデータが消費されているので、どうやら浦和であってもパートナー回線に切り替わっていることがわかりました。
iPhoneからアンドロイド機種に変えて調査してみましたが、思った以上にパートナー回線をつかんでいます。
体感としては浦和駅半径1km以内で楽天回線とパートナー回線は6:4(7:3?)くらい。
繰り返しになりますが、地図上は100%楽天回線エリアです。
「プラチナバンドが・・・」と三木谷社長が訴えていたことは知っていたのですが、これは完全に基地局の絶対数の問題なのではと考え調査しました。
【回線】cellmapperで基地局の場所を調べてみたら、「プラチナバンドが」と三木谷社長が訴えるのも理解できた
基地局の場所を示してくれるおもしろいサイトが見つかりました。
その名もcellmapper(https://www.cellmapper.net/map)。
駅前は皆無でしたが、基地局は周辺にまんべんなく設置されていました。
言い方を変えると、やはりエリアをカバーすることを優先したような設置場所と言えそうです。
続いてドコモです。
駅前に設置された基地局の数が全然違いますね。
また、いわゆるプラチナバンドと言われるBand19にどの基地局も対応しています。
今回の問題はトラフィックではなくつながりやすさでした。
当初は単位面積当たりの基地局の数が圧倒的に足らないのではと考えていましたが、少なくとも浦和駅付近はそうではありませんでした(ドコモの駅前の基地局の数の多さは繋がりやすさというよりはトラフィック対策ですよね)。
楽天モバイルのつながりにくさの理由として、基地局の絶対数だけなくプラチナバンドを保有していないことも間違いなく上げられそうです。
あまりここら辺は詳しくないのですが、実体験としてパートナーエリアにちょこちょこ切り替わっているのでプラチナバンドと通信の安定化は切っても切り離せない関係なのだと思われます。
ちなみに、、、基地局の設置に関して楽天さんはかなり頑張っていました!
こりゃ1000億以上も赤字が出るわけだ。
【結論】無料だったら楽天モバイルに申し込まない手はない
回線のことが気になって色々調査しましたが、無料だったら楽天モバイルに申し込まない手はないと思います。
楽天エリアを外れてもau回線を5Gまで使用できるし、その5Gを超過しても1Mbpsになるだけ。
もちろん私のようにメイン回線を切り替えるのはリスクがあると断言しますが、少なくとも契約して寝かせておいても楽天経済圏でもらえるポイントが増えますし、1GB以内であれば1年後も無料のままですし、言うことなしです。
回し者と思われたくないので広告は一切つけませんが、携帯電話の料金の価格破壊を起こしてくれた楽天を個人的には応援したいですね(決算資料を見ると結構つらそうですが。。)。
【マウント横断】私が実際に使用したレンズおすすめトップ5
子供が生まれてカメラを買い始めてから、キャッシュバックキャンペーンやマップカメラ、フリマをうまく利用しつつ色々なカメラを使ってきました。
今は基本的にソニーα7Ⅲとα6400の2台体制に落ち着いていますが、これまでAPS-C、マイクロフォーサーズといったお値段的にも初心者が手を出しやすいカメラ群を渡り歩いてきています。
そんな私が独断と偏見で実際に使用したレンズおすすめトップ5を選定します。
本当であれば最初に基準を示すところですが、あえて「おすすめ」というキーワードでぱっと思いついたレンズを挙げていきます。
- 【5位】Sigma 30mm F1.4 Contemporary
- 【4位】OLYMPUS M.ZUIKO 25mm F1.8
- 【3位】Sony SEL55F18Z
- 【2位】Nikon NIKKOR Z DX 16-50mm
- 【1位】Canon EF-M22mm F2 STM
- まとめ
【5位】Sigma 30mm F1.4 Contemporary
5位はSigma 30mm F1.4 Contemporaryです。
このレンズ、ソニー機から離れていた私を引きずり込んだレンズだったりします。
その後発売されたキヤノン製も購入したくらいのお気に入りのレンズです。
このレンズの良さは一言でいうとコスパだと思います。
F1.4と明るいレンズで映りがいいのにこれだけ安いのは他にはないと思います。
室内での子供撮影時にもピッタリ!
焦点距離が異なるレンズが3種類販売されているので、気になったものを試してみるのもいいかもしれません。
はじめに買うなら30mmかな?
↓30mm Eマウント
SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary C016 | Sony Eマウント | APS-C/Super35 ミラーレス専用
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: Camera
↓16mm Eマウント
↓56mm Eマウント
SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary C018 | Sony Eマウント | APS-C/Super35 ミラーレス専用
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: エレクトロニクス
【4位】OLYMPUS M.ZUIKO 25mm F1.8
4位はOLYMPUSのM.ZUIKO 25mm F1.8です。
マイクロフォーサーズですので、35mm換算50mmの焦点距離になります。
同じ焦点距離のパナソニック製もありますが、本体がパナ製のDC-GX7MK2を使用していたときでもこのレンズを装着していました。
小さく軽く映りがいいので、子供とお出かけするときにぴったりでした。
パナのモノクロ表現にはまっているときもレンズはオリンパス製のこいつ。。
対抗としてパナソニックの25mm F1.7が上がりますが、私は断然こちらをお勧めします!
映りはもちろんのことレンズとしての質感が全く異なります。
マイクロフォーサーズのカメラを持っているならぜひ検討ください。
パナソニック製の25mmに対して少々お値段は張りますが、その価値は間違いなくあります。
【3位】Sony SEL55F18Z
3位はSony SEL55F18Zです。フルサイズ対応です。
これに関してはただただ映りがすごいとしか言えません。
初日に試し撮りをしてビビりました。
もし検討しているの出れば、私のブログよりも他の方の写真を見たほうが参考になると思います。
とは言えα7Ⅲを持っているのであれば一度は買うべきなのではと思うくらい個人的には評価が高いです。
人気があるだけに買取価格もいいですし。
【2位】Nikon NIKKOR Z DX 16-50mm
2位はNikon NIKKOR Z DX 16-50mmです。
はじめにお断りしておきますと、これはレンズ単体ではなくNikon Z50と組み合わせた時の評価に近いです。
でもここに上げざるを得ません。
収納時はほぼパンケーキレンズと言えるくらいコンパクトなのに、繰り出して撮影するととても標準ズームとは思えないいい映りをします。
このレンズとZ50の組み合わせは無駄にお出かけしたくなる魔法のセットです。
Z6,Z7を所有している方でAPS-C製であることを承知で購入している方もいると聞くくらいなので、そのくらい評判のいいレンズです。
Nikon 標準ズームレンズ NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR Zマウント DXレンズ NZDXVR16-50
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Nikon ミラーレス一眼カメラ Z50 ダブルズームキット NIKKOR Z DX 16-50mm+NIKKOR Z DX 50-250mm付属 Z50WZ ブラック
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- メディア: Camera
【1位】Canon EF-M22mm F2 STM
1位は僕の中では不動です。
カメラを趣味にして色々なレンズを買ったり売ったりしていますが、それでも一度も変わっていません。
1位はズバリ、Canon EF-M22mm F2 STMです。
私が初めてミラーレス機を購入したのはEOS M3です。
その時に色々調べ、購入したのがこのEF-M22mm F2 STMです。
当時は単焦点ってこんなにいいものなんだ!という感動を覚えた記憶がありますが、まさか最初に購入した単焦点レンズがその後もベストであり続けるとは思いませんでした。
小さい、軽い、映りがいい、おまけに安い、もうこれに尽きます。
ちょっとしたお出かけにこのレンズを取り付けて写真を撮れば、もう何も言うことはありません。
画角が35mm相当で明るく、おまけに寄れるレンズなので、汎用性が半端ないです。
今でいうとKiss Mを持っている方であればマストで買うべきレンズだと本気で思っています。
まとめ
今回は私が実際に使用したレンズおすすめトップ5を記載しました。
2位以下は今後変わると思いますが、1位のEF-M22mm F2はもしかしたら今後も不動である可能性があります。
それくらい思い入れの深いレンズです。
こうしてみると、私は「映りがいい」だけでなく「小さい」「安い」を重要視しているようですね。
小さくないと持ち出す気になれないし、安くないとそもそも手に入らないもので。。
好きなレンズも人それぞれです。
お財布と相談しながらレンズ遊びをしたいですね。
TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-200mm F3.5-6.3 DiIII VC ソニーEマウント用 ミラーレスカメラ NEX専用 ブラック B011SE-ブラック
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※ちなみに富士フィルムが入っていないのは単にこれまで購入したことがないからです、念のため。
【スマホで十分?】iPhoneのポートレートモードとα7Ⅲを比較してみた
こんにちは。
スマートフォンと一眼レフの大きな違いとして画質はもちろんのこと、ボケが上げられます。
一方で今のスマートフォンはAIを駆使してわざと背景をぼかしてくれる機能がついていたりします。
そこで今回はiPhoneのポートレートモードとα7Ⅲのボケを比較してみました。
iPhoneの場合
まずはiPhoneでの通常撮影です。
ちなみに手持ちのiPhoneは11ですのであしからず。
iPhoneの通常撮影では背景のボケも全くなく、見慣れたスマートフォンの写真です。
続いてポートレートモードです。
iPhoneのポートレートモードですが、このサイズで見る限り大きく不自然な点は見当たりません。
思った以上に進化しています!
もしかしてiPhone12だったらもっと進化しているのかな??
α7Ⅲの場合
今度はα7Ⅲです。
焦点距離が55mmのSEL55F18を付けていますので、被写体と背景の比が変わってしまうのはご了承ください。
まず最初に思うのはボケ以前にホワイトバランスが全然違いますよね。
個人的にはα7Ⅲが寒色寄りというよりは、iPhone(少なくとも11)がかなり暖色寄りという印象です。
ちなみにキヤノン比較時も思いましたが、ソニーの色味も良くも悪くもあっさりです。
iPhoneポートレートモードとα7Ⅲの拡大比較
はじめに背景ボケを比較します。
こうしてみると歴然ですね。
iPhoneのポートレードモードのボケは明らかに拡大鑑賞には堪えません。
続いて被写体の比較です。
被写体は大きく拡大しない限り大きな差異はありませんでした。
ボケの誤判定があるのではと思ったのですが、この条件においては確認できませんでした。
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まとめ
今回はiPhoneのポートレートモードとα7Ⅲを比較してみました。
たしかにiPhoneのポートレートモードのボケは拡大鑑賞には堪えませんでしたが、だからと言って20万円+αを出して一眼レフを買おうとは普通は思いませんよね。
我々カメラ好きは特殊な層であることは間違いなさそうです。。
【番外編】iPhoneポートレートモードでわざと誤判定させてみた
カメラ好きとしては悔しかったので、iPhoneがわざと誤判定しそうな被写体を選んでみました。
ズバリ空のペットボトルです。
見事に誤判定していますね。
拡大すると以下。
蓋が浮いているように見えます。
iPhone、さすがのお前でもこれは無理だったようだな!!
まあ、むなしいですよね。。
【ベター?ベスト?】コモナリティを考慮しつつα7Ⅲとα6400のカスタム設定を考えよう!
α6400やα7Ⅲを使っていると、どのようなカスタム設定にすべきか悩みます。
そこで今回はα7Ⅲと共にα6400のカスタム設定を考えてみます。
観点はコモナリティです。
α6400とα7Ⅲのカスタムキーの配置の違いを明確にしよう
α6400とα7Ⅲのカスタム設定を考えるうえで、まずはカスタムキーの配置の違いを明確にします。
まずは背面からです。
↓α6400
↓α7Ⅲ
α7Ⅲの方がボタンが多いのは確かですが、同じメーカーだけあってカスタム設定はかなり共通化できそうに見えます。
続いて上面です。
↓α6400
↓α7Ⅲ
一等地に配置されているカスタムボタンですが、α7Ⅲの方が一つ多いです。
α7Ⅲのダイヤルが露出補正にしか使えないのがコモナリティの観点では気になるポイントですね。
α6400で構築したカスタム設定をα7Ⅲへ拡張しよう
先ほどの外観比較でお分かりの通り、α7Ⅲはカスタムボタンの数自体は多いもののα6400と似たような配置になっています。
よってα6400で構築したカスタム設定をα7Ⅲへ拡張することを考えます。
カスタムボタンの配置から以下のように共通化と拡張を図ります。
惜しむらくはα7Ⅲの露出補正ダイヤルが他の用途に使えないこと。
ここは何とかならないんですかね、というのは愚痴です。
私ならコレ! α6400とα7Ⅲのカスタム設定
色々試行錯誤しましたが、以下が私の現在の設定です。
ポイントは以下です。
・ソニーの色味がどうしても信用できないので、クリエイティブスタイルを一等地のC1に設置
・個人的に一等地その2だと思っているゴミ箱ボタンにフォーカスモードを設定
・コモナリティのためにα7Ⅲの下ボタンはあえて未設定
いずれにせよα6400の操作が混乱しないようα7Ⅲで拡張されたボタンはあくまで補助的な役割にとどめています。
カスタム設定は各個人で異なってしかるべきだと思いますが、今回の記事はコモナリティという観点では参考になるかと思います。
ちなみに私はC1のクリエイティブスタイルは譲れないですね。
それほどソニーの色味が気になって仕方がないのです、たまにカメラ変更を考えるほどに。。
色味が安定しているキヤノンだったらこんな設定はしないと思います。
まとめ
今回はコモナリティを考慮しつつα7Ⅲとα6400のカスタム設定を検討しました。
α6400が気に入っていたので、α7Ⅲを後から購入した当初から操作の共通化は常に脳裏に入れています。
私のようにα7Ⅲのコントロールホイールの下を未設定にするのはいささか過剰ですが、それくらい意思を入れるのもありかもしれません。
こういうのは考えているときが一番楽しいんですよね!
【α7Ⅲ×α6400】フルサイズとAPS-Cでボケ量を比較してみた
こんにちは。
フルサイズとAPS-Cの比較でよく話題になるのは高感度耐性もさることながら、ボケの大きさです。
そこで今回はフルサイズのα7ⅢとAPS-Cのα6400を用いてボケの大きさを比較してみました。
↓フルサイズカメラのα7Ⅲ
↓APS-Cカメラのα6400
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結論から申し上げるとやはりフルサイズの方がボケると言っていいかと思います。
奥歯にものが挟まったような言い方をしている理由は記事を見ていただければ。
- 同じ焦点距離のレンズを用いた場合、APS-Cの画角が狭くなる
- 同じ画角になるようにフルサイズの写真をクロップするとボケ量は変わらない
- 被写体の大きさを揃えてボケ量を比較しよう。でもちょっと待って!
- 被写体の大きさを揃えるとボケはフルサイズのほうが大きい
- まとめ
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同じ焦点距離のレンズを用いた場合、APS-Cの画角が狭くなる
では早速比較です。
同じ場所から同じ焦点距離のレンズを用いて撮影しています。
レンズはSEL55F18Zとしました。
見てわかる通りAPS-Cの画角が狭くなっています。
これはカメラを持っている方なら自明の理かもしれません。
同じ画角になるようにフルサイズの写真をクロップするとボケ量は変わらない
では同じ画角になるようにフルサイズの写真をクロップしてみます。
どうでしょうか?
ボケ量は変わりませんよね?
こちらは作図してみれば理解しやすいと思います。
同じ条件であればフルサイズとAPS-Cのボケ量は何ら変わることはありません。
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被写体の大きさを揃えてボケ量を比較しよう。でもちょっと待って!
カメラとして考えた場合、被写体の大きさを揃えたうえで背景のボケを比較するべきです。
ということで被写体の大きさを揃えるようにAPS-Cのカメラの場合は後ろに下がって撮影しました。
それが以下になります。
被写体の大きさを揃えています。(カメラサイズマターで高さが異なっているのはご愛敬。。)
被写体の大きさを揃えた結果、APS-Cの背景のサイズが大きくなっています。
これも作図するとわかります。
被写体のサイズが一致するように結像させると背景の大きさが(相対的に)変わっています。
被写体の大きさを揃えるとボケはフルサイズのほうが大きい
ということでサイズの多少の違いはありますが背景のボケを一覧にして比較しました。
フルサイズとAPS-CをF2.0/4.0/8.0と2段飛ばしで掲載しています。
見てわかるのは
・フルサイズの方がボケる
・ボケの差は2段以内である
今回は被写体の大きさを合わせましたが、検索した場合によく出る比較は「画角を合わせた場合」の概算ですのでそのまま当てはまりません。
(同じ画角→焦点距離1/1.5倍→F値0.66倍で同じボケ量という計算というよりは概算。実際は結像する場所が変わるので単純に上記概算とはならない)
まとめ
今回は被写体の大きさを合わせたうえでフルサイズとAPS-Cのボケ量を比較してみました。
何を基準にするかで変わってきますが、一般的な表現としては「フルサイズの方がボケる」と断言していいと思います。
条件によりますが、ボケ量としては1~2段程度の違いでしょうか。
いずれにせよ作図だけで説明するのは限界があるので、時間があれば今度は数式ベースで語ります。
P.S.
作例に用いたのはマクドナルドのハッピーセットについていたリカちゃんです。。
このようなおもちゃがどんどん増えるんだけど、世のパパママさんはどうしているんだろう。