自分のような初心者でもレタッチにより印象的な夜景に仕上げることができたのでその方法を紹介する。
前提としてRAW現像し、レタッチのソフトとしては『Lightroom』を用いている。
基本的にはハイライトを可能な限り下げて露出全体を持ち上げる、本当にこれだけである。
なお、機材は『α6000』に『SEL1670Z』を組み合わせている。
SEL1670Zは非常に使いやすくてお気に入りである。
ソニー SONY 標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1670Z
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: Camera
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素材であるが、KITTEの6階から撮影した東京駅とした。なおカメラ設定はF4.0 ISO400 シャッタースピード1/2秒としたが、手すりを用いるとぶれずに撮影可能であった。
まずはハイライトを可能な限り下げる。Lightroom CCだと-100である。
ここから露出全体を上げていく。今回は1.66EV露出を上げた。
明るさの調整は基本はこれで終了である。自分もやる前はホント?と思ったが、本当なので仕方がない。
続いて自然な彩度を上げる。今回は40としたが、好みの問題だ。
近未来感を出したいのでホワイトバランスを青味が増すように調整。具体的には3000Kへと変更した。JPEGであれば撮影時にホワイトバランスを電球に設定しておけば青みがかる。
なおホワイトバランスをあわせた後再度全体を見返し、メリハリをつけたく黒レベルを少し下げている。
ノイズ軽減も実施。自分はザラザラ感が嫌いなので40としたが、解像度を重視する人はもう少し値を減らすほうが良いと思う。
↓レタッチ前
↓レタッチ後
ということで完了。実質5分でレタッチ作業は終了である。
なお夜景のレタッチが実質初めての自分でも印象的に出来たので、慣れている人であればもっと格好よく仕上げられるのではないかと思う。
夜景レタッチ、おすすめです。