理系パパのカメラ奮闘記

2児の父親。理系の視点でカメラを勉強します。

シグマ(Sigma) 30mm F1.4 DC DNでF値によるボケ比較をやってみた

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せっかくF1.4のレンズを購入したため、F値によるボケ比較をやってみた。

これだと室内でちまちま出来る。

子供がいると勝手に外に出歩く訳にも行かないのだ。妻の機嫌も悪くなるし。

 

 

 

F値によるボケ比較

被写体は息子のおもちゃ。

ピントは左端のキリンに合わせている。

テーブルの上でのたかだか数十センチの被写体比較なので、F値による差は出にくい条件だと言える。

開放側から列挙。

 

まずF1.4、F2。
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続いてF2.8、F4。
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さらにF5.6、F8。
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最後にF11。
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どうだろうか。

比較してみるとけっこう興味深かったりする。

F1.4とF2の2つの写真を見せられればどっちの方がボケているかわかるが、1枚の写真を見せられてこのF値はいくつですかと問われても当てられる自信はない。

逆に言うと自分がシグマ 30mm F1.4 DC DNで受けた衝撃というのは単純にボケだけじゃないのかもしれない。

 

キットレンズとのボケ比較

シグマ30mm F1.4 DC DN V.S. キットレンズ(SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)f:id:kenzoi:20181128160741j:image
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α6000に限らずキットレンズの最小F値はほとんど3.6であることからAPS-Cのカメラを持っている人にとってはある程度参考になる比較だと思う。

F3.6を撮っていないのでF4で比較(とは言ってもキットレンズは少しズームしただけですぐにF値が変わるため、大きくずれた比較だとは思っていない)。

 

F1.4 V.S. F4
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 どうだろうか。

ここまで来るとシグマ 30mm F1.4とキットレンズSELP1650にはボケに関して圧倒的に差があると言わざるを得ない。

 

F1.4に求めるもの

ただ自分がF1.4にメインで求めているものはボケではなく、実は純粋なレンズの明るさがだったりする。と言うのもキットレンズだと室内で高感度のISO1600~3200まですぐに上がってしまい、子供の肌のザラザラ感がどうしても気になってしまうからだ。

そういう意味だとF1.4で撮影すると室内の照明でもISO100か、上がってもISO400位だった。これは本当に大きい!

 

今度は本当の目的であるISOによるノイズ比較をしてみたい。