理系パパのカメラ奮闘記

2児の父親。理系の視点でカメラを勉強します。

【レビュー編】CANON EF-M22mm F2 STMレビュー! 理想のスナップ用レンズである

このレンズは『単焦点とはこうあるべき』を地で行っていると思う。

小さい、軽い、写りが良い。それなのに安い。

自分はEF-Mマウントのカメラを保有しているのであれば確実に買うべきレンズだと思っているし、このレンズを使いたいがために『CANON EOS M6』を保有している。

ユーザーにマウントを選ばせるレンズの一つだと思う。

 

Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM ミラーレス一眼対応

Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM ミラーレス一眼対応

 

 

 

軽い、小さい!スナップ撮影に最適!

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まず外観。M6に取り付けた例である。純粋に格好いいと思う。


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続いて真上からのショット。

標準ズームレンズ(EF-M18-55ISSTM)と比べてもかなり小さい。

ちなみに標準ズームレンズの長さ61mmに対しこちらは23.7mm。同じく重量は210gに対し105g。もはや比べるなという話である。

このようなレンズを通称パンケーキレンズと呼ぶのだが、塊感があって自分は好みだ。ここら辺は今常用している『SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary』はかなわない。正直うらやましい。

 

 

F値2.0と小さいためボケも良好で、手振れや高感度耐性もあり。画角も35mm換算35mmとスナップ撮影向け。

 これだけ小さく軽いと各所に持ち出したくなる。

ということで色々撮影した一例を示す。

 

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城ヶ島で食べたマグロ丼。ふと立ち寄った食堂で大きなカメラを持ち出すのは気が引けるが、これだけ小さなレンズだと手軽に取り出して撮影が可能である


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立石公園にて。焦点距離が35mm換算35mmなので画角が狭く困ることも滅多にない

 

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サンシャイン水族館にてクラゲを撮影。F値2.0と明るいレンズのため手振れや高感度にほとんど悩まされることなく撮影できる。


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畑でのプチ収穫イベント。これはF値2.8だが自然なボケが得られる。スマホだとなかなか厳しい。


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伊香保温泉の最上階。冬の肌寒い空気感が伝わってくる。

 

このように小さいのでどこにでも持ち出せ、室内風景人物と被写体を問わず、画角もちょうどいいので困ることもない。まさにスナップ撮影に打ってつけなのである。

 

 

まとめ

レンズの外観と作例をお見せした。

このレンズの特徴は繰り返すが『小さい、軽い、写りが良い。それなのに安い』である。これほど条件が揃ったパンケーキレンズは他にないと思う(F値2.8になると色々対抗馬が出てくるのだが、これまでの経験上F値2.0と2.8の1段分は室内撮影において結構差が出てくる)。

物は試しという感覚でもよいので、CANON EOS Kiss M』『M100』を始めとしたEF-Mマウントカメラを保有しているのであれば購入すべきだと思う。いまどき2万円ちょっとなのだから。

標準レンズより小さいので、初心者にありがちな、買ったはいいものの押し入れ行きということもない(逆にレンズのおかげ押し入れから復活するかもしれない)。

Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM ミラーレス一眼対応

Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM ミラーレス一眼対応

 

 

このようなレンズがEマウントで発売されることを切に願うばかりである。。