理系パパのカメラ奮闘記

2児の父親。理系の視点でカメラを勉強します。

【レビュー編】α6400を1か月使用したので再レビュー。パパママカメラマンにとって最強カメラである!

α6400を2/22発売日に購入して1か月以上が過ぎた。

その間色々撮影してきて長所、短所がさらにわかってきたので再レビューする。

結論としては現時点でパパママカメラマンにとって最強カメラだと思う。

 

 

そもそもパパママカメラマンにとって必要な機能は何だろう

 何と言ってもパパママカメラマンは忙しい。子供の世話や遊びを第一優先にカメラを準備し、あくせく動き回る被写体を懸命に捕まえようとする。要するに呑気にカメラを構えたり、セッティングしている暇はないということだ。

したがって最重要項目を上げるのであれば以下の2点である。

オートフォーカス(AF)性能が良いこと

・軽く、小さいこと

他にも上げればきりがないが、上から2つ挙げよと言われれば真っ先にこの2つを答える。そして、この2点はまさしくα6400の得意とする分野なのだ

 

 

圧倒的な「リアルタイム瞳AF」性能!これだけでも買うべしf:id:kenzoi:20190406152806j:image

f:id:kenzoi:20190309171622j:plain

 自分はα6400を購入するまで、ピントというものを軽視していた。マイクロフォーサーズで瞳AF自体は経験していたが、便利な機能だなと感じるくらいで自分のピントに対する考えを是正するまでには至らなかった。

しかしα6400というAPS-Cサイズのセンサーを用いたある程度ボケやすい機種で高精度な瞳AF機能を経験し考えを改めざるを得なかった。「ガチピン」というのは単純に気持ちがいいものなのだと。

ここはもう電気屋さんに行って経験してみてほしい。言葉でいくら書いてもこの気持ちよさは伝えられない。百聞は一見にしかずだ。 

 

 

予想以上に使える「リアルタイムトラッキング」。演劇会や運動会で有効!


α6400:機能説明ビデオ【ソニー公式】

α6400の売りの一つである「リアルタイムトラッキング」 。パパカメラマンである自分にとってはあまり使用しない機能と思っていたがどっこい、園の演劇会で有効活用させていただいた。

演劇会や運動会だといろいろな動きが発生するため、子供の顔が隠れる場面がままある。よって顔認識AFや瞳AFに頼っているとどうしてもピントがずれる状況が発生する。

ところがこの「リアルタイムトラッキング」機能を用いると顔が隠れてもピントが外れることがない。アルゴリズムはよくわからないが、少しぐらい障害物が前を通り過ぎても変わらずに随従してくれるレベルである。

 

 

小さい、軽い!α6000からの乗り換えでも全く気にならない

f:id:kenzoi:20190223050856j:plain

ここでクイズ。上の写真でどちらがα6000でどちらがα6400だろうか。

正解はシルバーがα6000でブラックがα6400である。

言いたいことは一つ。性能が格段にアップしても、α6400はα6000と同じく小さく軽いということだ
 同じAPS-Cサイズのミラーレスとして代表格の「Canon EOS Kiss M」と比較してみる。

どちらも小さく軽いことが扱いやすい事が特徴である。

■α6400

重さ:約359g

大きさ:約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.7 (奥行き)mm

■Kiss M

重さ:約351g

大きさ:116.3(幅)×88.1(高さ)×58.7(奥行)mm

フルサイズだとミラーレスでも基本500gを越えるからどちらも十分軽く小さい事がわかる。それに加え、α6400はKiss Mに比べて高さ方向でさらに小型であることがわかるかと思う。

この軽快さがパパママカメラマンには本当にありがたい

 

 

高感度耐性Good!室内撮りでも気にすることなく撮影できる

f:id:kenzoi:20190309090757j:plain

f:id:kenzoi:20190309090854j:plain

ISO2500。ノイズが出始めるが、許容範囲

 

室内撮りでどうしても気になる高感度耐性。α6000だとどうしてもノイズ処理のためにRAW現像に頼っていた場合が多かったが、α6400はこの高感度耐性も優れている。

さすがに部屋の奥で照明をつけないとつらいのは当たり前であるが、通常の使い勝手であれば室内でもノイズはほとんど気にならないレベルだ。これはパパママカメラマンにとって非常に嬉しい。

 

出典:ソニーHPより

おそらく画像処理エンジン「BIONZ X」の処理が巧みになったのだと思う。確かに高感度処理に限らず、肌の色の再現性もα6000に比べて明らかに向上している。こちらもRAW現像でときどき救っていた箇所であり、非常に助かる。

「みてね」にぱぱっとUpしてみんなと共有するためには、あまりRAW現像にかまけてられないのだ。

 

 

もちろん普段使いもOK。心に残ったモノを撮影し、思い出に!

f:id:kenzoi:20190406183849j:image


f:id:kenzoi:20190406184034j:image

f:id:kenzoi:20190407052052j:image

サクラは有無を言わさず綺麗である


f:id:kenzoi:20190407052248j:image

f:id:kenzoi:20190406184517j:image

畑での泥んこ遊び。緑が映える


f:id:kenzoi:20190406184907j:image

F値を絞りすぎた!


f:id:kenzoi:20190407052653j:image

近所の公園で発見。親の自分でさえ怖い奇妙なオブジェ

 

ということで、AF性能に優れ、高感度耐性にも優れ、小さく軽いカメラだったら気軽にどこでも持ち出せ、たくさんの思い出を残すことができる

事実、自分は子供と散歩する場合毎回このα6400を持ち出している。

なお普段使いの際に個人的に最も重要なのは、一眼レフのように見た目で回りを圧迫しないということだったりする。

 

 

手振れ補正機能はレンズ依存。別にレンズを購入する場合には注意!

一か月以上使ってきて、注意点は「手振れ補正はレンズ依存である」、正直これくらいだ。自分は単焦点レンズとしては手振れ補正機能が付いていない「SIGMA Contemporary 30mm / F1.4 DC DN」を使用している。 

α6000も含めこれまでさんざん撮影してきたが、静止画撮影時に手ブレや被写体ブレが発生したことは全くない。とは言え、動画を頻繁に撮影する人は手振れ補正機能が付いたレンズを選択するのがおすすめである。 

 

 

まとめ

 α6400はAF性能に優れ、小さく軽いカメラである

繰り返しになるが、現時点でパパママカメラマンにとって最強カメラだと思う。2万円ほどのキャッシュバックもついているし、そもそも価格設定も前機種のα6400よりも安かったりする。悩んでいるであれば買うべきだ。費用対効果を鑑みても、それだけの価値はある。

  • そもそもパパママカメラマンにとって必要な機能は何だろう

  • 圧倒的な「リアルタイム瞳AF」性能!これだけでも買うべし

  • 予想以上に使える「リアルタイムトラッキング」。演劇会や運動会で有効!

  • 小さい、軽い!α6000からの乗り換えでも全く気にならない

  • 高感度耐性Good!室内撮りでも気にすることなく撮影できる

  • もちろん普段使いもOK。心に残ったモノを撮影し、思い出に!

ソニー SONY ミラーレス一眼 α6400 ボディ ブラック ILCE-6400 B

ソニー SONY ミラーレス一眼 α6400 ボディ ブラック ILCE-6400 B