【レビュー編】SEL1670Zレビュー！APS-C用Eマウントの常用レンズならこれ！

去年の年末に悩みつつSEL1670Zを購入した。そして今となっては、これまで購入を控えていたことを後悔している。

APS-C用Eマウントの常用レンズはこのSEL1670Zがベストであると思う。

撮って満足、見て納得

このレンズを購入してから外出時は基本これ一本で出掛けている。理由は後述する通りサイズがちょうどいいだけでなく、納得できる写真を生み出してくれるからである。

言葉でいくら話しても伝わらないので以下作例を示す。

F11, 1/250, ISO100, 36mm

当日は雲一つない快晴。発色がとても綺麗である。ここまで来ると東京タワーというより空が主役となる。

F4, 1/640, ISO100, 16mm

増上寺のお地蔵さま。光景として結構圧巻で、外国人も写真を撮っていた。見てお分かりの通りほどよいボケ感が楽しめるレンズである。もしもっとボケが欲しいのであれば別のレンズに交換すべきだと思う。

F4, 1/800, ISO100, 16mm

F4, 1/60, ISO250, 28mm

こういった小物を気兼ねなく撮影出来るのは、絶妙なサイズ感のお陰である。でないと子供を抱えながら片手で撮影なんて出来ない。パパカメラマンは大変なのだ。

F4, 1/200, ISO100, 16mm

子供撮影時に使う逆光にプラスの露出補正。逆光撮影も問題なし。

F4, 1/320, ISO100, 16mm

東京国際フォーラムをぶらり。焦点距離16mmからなので画角の狭さに悩まされることもない。

F4, 1/250, ISO100, 16mm

F4, 1/2, ISO400, 16mm

F4通しであり夜景でも使いやすい。もちろん手ぶれ補正機能ありである。

F4, 1/80, ISO100, 49mm

レトロな動物園。被写体も背景のボケも本当に柔らかい。逆に言うとかりかりの解像度を求めるのは違うのかもしれない。

F5.6, 1/400, ISO100, 46mm

F5.6, 1/320, ISO100, 70mm

羽田空港にて。最長焦点距離が70mm（35mm換算で105mm）と結構長いため手前の飛行機は造作もなく撮れる。念のために述べると、飛行機をアップで撮影するならばさすがにこのレンズは不適切であり、もう少し最長距離の長いレンズを選ぶ必要がある。

何でも写せてこのサイズ。『カールツァイス』ブランドの常用レンズ

続いて外観編。

このレンズは言うまでもなく『カールツァイス』ブランドである。側面にしっかりとZEISSロゴも埋め込まれており少しだけ所有感をくすぐる。外装も金属製で高級感もしっかりある。そこらへんは 抜かりない。

しかし何よりも素晴らしいのはこのサイズ感。66.6 x 75mm、重量は308gとのことだが、一言で言えば絶妙！躊躇なく持ち出せるぎりぎりのサイズをうまく突いている。

このサイズで上記性能なのだから、自然と常用レンズになるというわけだ。

まとめ

SEL1670Zはサイズと性能のバランスが絶妙なレンズである。もっと性能が良いレンズも、もっと小型軽量のレンズもあるが、このサイズでこの性能というレンズが他にない。APS-C用Eマウントで探すと本当にないのだ。

なおこのSEL1670Zであるが、7万7千円前後と決して安くはない。これまで自分が購入してこなかったのもこの価格にある。しかしいくら探しても他に見つからないこのベストバランスレンズを恐る恐るカートに入れ実際に使用し、購入したことが間違っていなかったことを確信した。ちなみに『カールツァイス』ブランドだけあり買い取り価格も高い。レンズは資産とはよく言ったものである。

APS-C用Eマウントの常用レンズをお探しで自分のように悩んでいる方は思い切って購入してみることをオススメする。

 買わずに後悔より買って後悔するスタンスの方がレンズ検討時には良いような気がする。自分への言い訳に近いですが。

ソニー SONY 標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1670Z

• 焦点距離16から70mm（35mm換算で24から105mm）の広い範囲をカバー
• F4通しで焦点距離を長くしても明るさが変わらない
• もちろん手振れ補正あり
• 『カールツァイス』ブランドで購入価格も高いが買い取り価格も高い
• この性能にしてこのサイズ。常用レンズにぴったり

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン アンカーリンクス AL-3

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