Canon EOS 80Dを購入! ミラーレス機ユーザーが一眼レフ機を語る
Canon EOS 80Dを中古で購入しました!
ミドルクラスモデルのAPS-C 一眼レフで、現行機種である90Dの一世代前にあたります。
↓最新機種はEOS 90Dです。
位置づけとしてはミドルクラスになります。
今回はなぜ80Dを購入したかをメインに記載します。
- 80Dを購入した理由。一眼レフ機を体験してみたかった
- 10万円以内でレンズ込みでそこそこの機能を満たすカメラ -> EOS 80D
- 一眼レフの撮影は純粋に楽しい!
- オートフォーカスの信頼度は確かだが、子供撮影時に瞳AFがないと厳しい
- 撮影の楽しさのために一眼レフ機を選ぶのはアリ!
- 一眼レフ機は「カメラ」として完成している
- まとめ
80Dを購入した理由。一眼レフ機を体験してみたかった
表題の通りですが、80Dを購入した理由はただ一つ。
一眼レフ機を体験してみたかったからに他なりません。
(あとはNikon Z50をマップカメラの先物買取に指定することでほとんど損がなかったことも理由)
背景はNikon Z50の体験にあります。
Nikon Z50を使って思ったことは「実際に使ってみないとそのカメラの良さはわからない」ということ。
カメラ活動の快適さゆえの積極的に持ち出したくなる感覚とNikonが作り出す画が意外にも自分好みというのは実際に使ってみて初めて分かったものでした。
Zマウントの時期が早かったということで手放しましたが、そこで思ったことがあります。
ミラーレス機しか使っていなかったけど、一眼レフ機はいったいどうなのだろうと。
10万円以内でレンズ込みでそこそこの機能を満たすカメラ -> EOS 80D
一眼レフを購入する際にポイントにしたのは10万円以内でレンズ込みで購入でき、撮影したくなるようなカメラであるかということ。
ということでミドルクラスAPS-C一眼レフカメラの一世代前の中古品をピックアップ。
Canon EOS 80DかNikon 7200に絞り、状態が良さそうなEOS 80Dを選択しました。
レンズはEF50mm F1.8 STM。
まあ王道ですね。
第一印象はやはり大きい!
ミラーレス機と比べてしまうとEF50mmを付けても全体として大きいですね。
一方で持ってみてめちゃめちゃ持ちやすい!
ホールド感が抜群です!
様々なボタンがちりばめられていますね。
肩液晶の意味が全く分からなかったのですが、操作してみて理解。
ミラーレスと違ってファインダーに各種情報が出るわけではないので、肩液晶が必要なんですね!
一眼レフ機初心者ですみません。。
一眼レフならではのミラー機構もしっかりついています。
「おお、アナログだ」と思ってしまいました。
一眼レフの撮影は純粋に楽しい!
撮影して始めに思ったこと。
一眼レフの撮影体験は格別ですね!
ホールド感といい小気味いいシャッター音やその際に感じるわずかなショックといい、撮影していて純粋に楽しいです。
またファインダー撮影時に結果がわからないというのも自分の性に合っていました。
結果を見ていやいやそうじゃないと露出を変えたりしていると、カメラとちゃんと会話しているような感覚になります。
ミラーレス機だと「一度確認しているだろう?」とカメラに言われてしまっているような気がして。。
僕のようにミラーレスから始めた人も是非機会があれば一眼レフを体験してほしいです。
オートフォーカスの信頼度は確かだが、子供撮影時に瞳AFがないと厳しい
オートフォーカスは巷で言われている通り一眼レフの方が速いですね。
それはレンズ自体は決してピント合わせが速くないEF50mm F1.8を使っていても感じます。
よってフォーカスロックを駆使してピントを自分で合わせに行った方が確率が高いため、80DはAF-Sに設定しました。
一方で瞳AFや顔認識AFがないと子供相手だとどうしても歩留まりが悪くなります。
下の写真を見てください。
フォーカスロックでピントを合わせに行ったものですが、手前の瞳がボケていますよね?(結果的に奥の瞳にはピントが合っています)。
これは瞳AFでピントを合わせてくれるα6400では基本発生しないことです。
自分でピントを合わせに行く行為自体は楽しいものですが、それゆえにヒット率は低くなりがちです。
正面であれば気にせずピントを合わせられます。
というか、一眼レフ機の方が速いです。
どちらも酷な環境ですが、一世代前でもやはりキヤノンは色味が安定してますね。
別議題ですが。
撮影の楽しさのために一眼レフ機を選ぶのはアリ!
前述の通り子供を撮影する場合は瞳AF、顔認識AFを除外してまで一眼レフ機を選択するメリットは正直ないと考えています。
ですが趣味として考えた場合に多少難しくても楽しい方、つまり一眼レフ機を選ぶのはアリだと考えます。
車でマニュアル車を運転するのと似ているのかもしれません。
僕は趣味であると同時に子供をかわいく撮影するという大元の目的があるため、やはり瞳AFがあるα6400がメインになると思います。
一眼レフ機は「カメラ」として完成している
EOS 80Dを使ってみてわかったことは、一眼レフ機はすでに「カメラ」としては完成の域に達しているということです。
この「カメラ」の意味するところは瞳AFとかAIとかある意味邪道な機能ではなく、もちろん動画機でもなく、ピントを合わせたい場所を指定して構図を決めて撮影するといったシンプルな写真機としてです。
これだけ高評価なのは単にEOS 80Dが素晴らしいだけの可能性もあります。
なんせ一眼レフ機を使ったのはこの80Dが初めてなのですから。
90Dはこの80Dからどのようにアップデートしているのか興味を持って調べてみたら、画素数は増えているものの動画が4K対応になったりとか、サイレンとシャッターに対応したとかいうもの。
一眼レフ機をこれ以上高機能にする場合、瞳AFのようなある意味邪道な機能てんこ盛りのミラーレス機に近づかざるを得ないのかもしれません。
まとめ
今回はミラーレス機ユーザーとしてEOS 80Dを通して一眼レフ機を語りました。
撮影していて楽しいのは一眼レフ機。
結果が事前に見えないがゆえに能動的に撮影できるのも一眼レフ機です。
気軽に子供のいい写真を撮りたいのであればやはりミラーレス機ですが、カメラを本格的に勉強したいのであれば一眼レフ機から始めてみる方がいいのではと今回思いました。
自分は子供の写真でわざと失敗するわけにはいかないので、風景写真など合間で勉強していきます。
↓購入したEOS 80D。完成の域ですね。
↓並行で検討したD7200。今回はたまたま選ばず。
↓Nikonの最初の単焦点レンズはこれかなあ。Nikon Z50でもマウントアダプターを介して使いました。