理系パパのカメラ奮闘記

2児の父親。理系の視点でカメラを勉強します。

【レビュー編】α6000はメインカメラはもちろんサブカメラとしても超有能!

f:id:kenzoi:20181211112153j:image
『α6000』を使ってかれこれ2年以上経過している。

その間色々カメラを浮気したが、それゆえにわかったことも含めてレビューしたい。

 

結論から言うと、α6000はメインカメラとしてはもちろん、サブカメラとしても超有能である。

 

 

 

コスパ最強!

α6000は発売から4年ほど経過しているため底値をキープしている。

ダブルズームレンズキットが『amazon』で7万8千円弱で購入でき、ここにキャッシュバックキャンペーン1万円を加えると実質6万8千円ほどである。APS-C機ダブルズームキットで7万足らずで買えるのはこの機種位だ。

α6000が凄いのはそれだけではない。人気機種であるがゆえに現在でも買取価格が高値であるのだ。『メルカリ』で調べると程度の良いものは5万5千円程度で取引されていた。手数料を考慮すると約4万8千円。

要するに実質2万円も払えばミラーレス機で色々遊ぶことができるのだ。今時5万円弱するデジカメも多い中、これは貴重である。

 

これは家族への、そして何よりも自分への言い訳に心強い。いや、本気のコメントです。

 

 

 小さい、軽い!

f:id:kenzoi:20181216050831j:image

もうこれに尽きる。

色々浮気した後にα6000を久しぶりに持った時、その軽さにちょっとした衝撃を受けた。ミラーレス機が高機能、高価格帯にシフトしていく中、このサイズ、この軽さを維持したAPS-C機はもう二度と出ないのではないだろうか。

『EOS Kiss M』も健闘しているが一回り大きいし、一回り重い。 

↓ α6000に戻ってきた理由

kenzoi.hatenablog.com

 

 

オートフォーカスが超高速

f:id:kenzoi:20181211081016j:image

α6000のウリの一つである高速0.06秒のオートフォーカス。位相差AFコントラストAF組み合わせた機能で、『ファストハイブリッドAF』とソニーは言っている。はっきり言って、素人には十分すぎるほど速い。

Panasonic LUMIX DMC-GX7MK2』を使用していた時もこれで十分と思っていたのだが、比べてみるとα6000の方がちょっとだけ速い。でもこのちょっとが子供撮りには大きな差で、子供が止まるタイミングを見計らって撮影した場合の歩留まり率が大きく向上したのだ。これはうちの息子がよそより動き回るせいかもしれないが、パパカメラマンとしては非常に助かる。

 

上の電車は親せき宅に遊びに行った際に子供と一緒に見に行った『しまかぜ』である。

買ったばかりで連射Mid設定(6コマ/秒)のまま撮影してしまっていたが、それにしてはまあま撮れていると思う。ちなみにα6000の連射機能は11コマ/秒でいまだにミラーレスAPS-C機の最高峰である(これを超えるのは同じソニーのα6300、α6500くらい)。

 

 

EVF(電子ビューファインダー)が見易い

f:id:kenzoi:20181211074806j:image

カメラ一台で運動会も、といった場合やはり電子ビューファインダーは必須であると思う。

以前『CANON EOS M6』を持って昇仙峡に行った際、眩しくて中々構図が確認できなかった。家に帰ってデータを見返してみると思ったより撮れていたり、逆に全然使えなかったりとばらつきが大きかった。

その点α6000は安心で、有機EL製のEVFがこのサイズに収まっているため快晴の日でも気兼ねなく持ち出すことが出来る。アイカップもついているので見辛いということもなく、すこぶる良好である。

 

 

USB給電に対応

f:id:kenzoi:20181216050857j:image

地味に嬉しいのがUSB給電対応である。モバイルバッテリで移動中に充電が出来るのは非常に助かる。スマホ世代なので、荷物が増えるということもない。

 

気になる点。タッチパネル非対応。サイレントシャッター機能、電子水準器機能がない

以下気になる点である。

 

まずタッチパネルに非対応であること。始めは必須の機能だと思っていたが、使ってみるとそうでもない。α6000の中央ボタンは押している間中央1点にフォーカスを合わせてくれる機能があるため、必要な場合のみこれでフォーカスロックして撮影している。子供の顔も勝手に追従してくれるため、カメラ任せ(ワイド+顔検出)で基本事足りる。自分はそこに中央ボタンによるフォーカスロック+マニュアル撮影を組み合わせ、意図通りのピント合わせが出来ている。

 

またサイレントシャッター機能がない。音の大きさとしては『iPhone』を想像してもらえばいい。あそこまで大きくはないが、それでも音量としては気になるレベルである。カフェのような静かな場所では11連写などしない方が無難である(そんな人はいないと思うが。。)。

ちなみに自分は好きな音であり、撮影意欲を掻き立てられる。地味にシャッター音は重要な要素である。

 

最後に電子水準器機能がない。痛感したのは東京駅撮影時。水平がとれていないと本当に格好悪い。ここはRAW現像などの画像編集ソフト、アプリに任せる方が良いと思う。ちなみに電子水準器を画面に表示させているとそちらに気を取られるため、怪我の功名で構図に集中することが可能になった。これ、自分だけだろうか。。

 

以上が気になる点である。逆に言うとこのくらいだ。バッテリの減りが早いという話もあるのだが、数字まで表示させているためインパクトが強いだけのような気もする。それを言い出したら他のミラーレスも同じように減りが早い。

 

まとめ

α6000の特徴を一言で表現すると、小さい、軽い、それなのに高機能・高性能である。ミラーレスがどんどん重く大きくなっているなか、このサイズ感は際立っている

前述の通り実質2万円で遊べるのだから、コスパも最強である。

となると、メインカメラとしてはもちろんサブカメラとしても超有能であると思う。自分はメインカメラですが。

ソニー機が気になる人はまずはこれを買ってみればいいのではと単純に思う。