【検証編】自分がRAW現像をするシチュエーションと現像前後の比較
自分はパパママカメラマンなので、正直そんなに暇ではありません。
平日は特に妻に子供の世話で迷惑をかけっぱなしなので、土日くらいは自分が子供を連れだすなりして気分転換ができるように心がけています。
よって「RAW現像」という完全に趣味でかつ時間がかかる(?)代物に時間をかけている暇はありません。というよりこの「RAW現像」、やったことがある人はわかると思うのですがきりがないんですよね!
ですので自分は本当の意味で写真を救う(露出がNGだったなど)場合にのみRAW現像を実施しています。
今回はRAW現像を実施するに至ったわかりやすいシチュエーションがあったので紹介します。
機器はいつもの通りα6400.
ƒ/1.8 1/60 35mm ISO250
朝の光が差すベビーベッドの中でくつろぐ娘を撮影したものです。またパジャマ姿のまま。設定は同じでタイミングを変えただけ。
まず上の写真。
悪くはないのですが致命的な事象。そもそもピントが合っていません。目ではなく額にあってしまっています。これではRAW現像しようにもどうにもできません。
続いて下の写真。
こちらも悪くないのですが、上の写真と比べると顔が多少黒ずんで見えます。こちらは窓が映り込んだ結果、娘の顔の適正露出としては少し暗くなってしまった状況です。念を押しますが個人的な適正露出です。
こういった写真が取れた場合に自分は下の写真をRAW現像で救うことを選択します。
ということで出来上がった写真がこちら。ソフトは言うまでもなく「Lightroom CC」。自分の中では調整する項目は決めてあるので、賞味10分程度になります。参考程度に主に調整したパラメータは以下。
露出補正:+1 コントラスト:-20 ノイズ軽減:+20 明瞭度:-10
当たり前ですが調整しろは写真によって異なりますが、個人的に明瞭度-10は赤ちゃんの写真だとほとんど入れています。カレーで言うと隠し味にはちみつを入れるようなもので、赤ちゃんのふわっとした優しい感じが表現されます。
並べるとこんな感じです。
RAW現像の面白いところは初見で気に入らずに編集した結果、前の方がよかったんじゃないかなと思えることが度々あることです。
今回もイメージ通りに編集しましたが、果たしてこれでよかったのかと言われると100%でYESとは答えられません。
ちなみに家族で共有している「みてね」アプリに編集後の写真をアップした結果、おじいちゃんおばあちゃんには高評価でした。
こんなこまごました作業をしているなんて知らないでしょうが。。
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