【理系だけど】おそらくフィーリングは大事にした方がいい
今回は理系だけどというお話です。
私は根っからの理系人間です。
数字が好きだし、物事はできる限り数値で評価したいと考えています。
文系気質の妻とは基本的に気が合いませんが、結果的に上手くいっているような気がします。
関係ありませんが。
そんな私ですが、カメラに関しては定量的な評価をしつつもやはりフィーリングは大事にした方がいいと考えています。
DXOMARKではソニーのカメラは評価が高い
カメラやレンズの評価サイトとしてDXOMARKがあります。
カメラで言えば「色の再現性」「ダイナミックレンジ」「許容できるISO感度」、レンズで言えば「シャープネス」や「周辺減光」などの各種パラメータを評価しています。
私はα7Ⅲ、α6400を使っていますが、DXOMARKではこれらソニー機の評価は一般的に高いです。
センサーを自ら開発、製造しているからかもしれませんが、ソニーが発売して1、2年後に他社が追随するような傾向があります。
EOS R5、R6が出てきてその傾向が少し変わってきたようにも思えますが、少なくともその前はソニーが間違いなく先行していました。
出てくる絵としてはキヤノン、ニコンが好みである
しかし、絵作りとして私が好きなのはソニーではありません。
特にスキントーンに関してキヤノン、ニコンが好みだったりします。
極端な話をすると絵と一緒ですよね。
どれが悪いとかそういった話ではなく、ただ単に相性の問題です。
そんなもの無視してテクニカルなものだけを数値化してしまうと、数字に踊らされるだけです。
つまり、DXOMARKなどで評価できる数値だけを優先してしまうと、結局は「自分にとって」いまいちなカメラを買ってしまうことになりかねないのです。
私はダメだったらRAW現像すればいいやくらいで撮影しているので問題ありませんが、ソニーの絵作りの相性が合わなくて結局キヤノン、ニコンを買い戻したという書き込みは時々目にします。
フィーリングは大事にした方がいい
理系の私が言うのもなんですが、数値だけにとらわれずにフィーリングは大事にした方がいいです。
撮影したくなるカメラ、持ち出したくなるカメラは人それぞれあります。
それは私のように光軸上にEVFがあることなのかもしれないし、ホールド感かもしれないし、出てくる絵作りかもしれません。
いずれにせよ、オートフォーカス0.02秒といったようなわかりやすい数値だけで購入することはお勧めしません。ソニー機を持っている私が言うことではありませんが。
カメラの機能・性能は重要ではありますが、本質ではないと考えます。
【番外】ソニーの姿勢は正しいと思う
とは言え私もエンジニアなので、ソニーの考えは正しいと思います。
フィーリングというあいまいな要素をできうる限り定量的な値に落とし込み評価することは、エンジニアとしては至極正しい姿勢です。
私も自分の仕事において基本は数値化して評価するように心がけています。
それをプライベートに持ち込もうとするから妻と揉めるんですけどね。。