【検証編】α6400の高感度耐性はパパカメラマンにとって心強い!
自分はパパカメラマンである。
パパカメラマンにとって必須なのは特に設定を追い込まずに綺麗な写真が撮れることである。絞り値がとか照明がとか三脚がとか言っている間に子供の笑顔から遠ざかり、次の瞬間からは大泣きが始まるからだ。
この記事では一般的な使い方におけるα6400の高感度耐性を検証した。定義は以下。
- JPEG撮って出し(RAW現像ではなく)
- 絞り優先モード(マニュアルモードではなく)
- 特別な照明なし
つまり普段使いにおいてどれだけISO感度は上昇し、その上でどれだけ高感度耐性があるのかを検証している。
なお普段使いと言いながらレンズは「SEL1670Z」および「SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN」である。
ソニー SONY 標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1670Z
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- メディア: Camera
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SIGMA 単焦点大口径標準レンズ Contemporary 30mm F1.4 DC DN ソニーEマウント用 ミラーレス(APS-C)専用
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: エレクトロニクス
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まずは昼間の外。
当たり前であるがこれはISO感度100となるため高感度耐性の検証に値しない。
F値4.0 / シャッタースピード1/320s / 焦点距離45mm / ISO感度100
当たり前のようにISO感度100。
ノイズはわからない。
続いて本題の室内。
繰り返すが特に特別な照明を利用しているわけではないので、普段使いで室内で撮影した場合に到達するISO感度における高感度耐性が確認できると思う。
F値2.0 /シャッタースピード1/50s / 焦点距離30mm / ISO感度100
向かって右側から昼間の光が入っている。サイド光。
ISO感度100。
ノイズは正直わからない。
F値4.0 / シャッタースピード1/40s / 焦点距離25mm / ISO感度800
こちらも窓際だが逆光で露出補正+1している。
よってISO感度も800まで上がっている。
少しノイズが見えてくるが、気にするほどではない。
F値4.0 / シャッタースピード1/50s / 焦点距離30mm / ISO感度800
こちらは部屋の奥で、あまり日の光が入ってこない状況。
結果的に同じくISO感度800。
やはりノイズはそれほど目立たない。
F値2.0 / シャッタースピード1/50s / 焦点距離30mm / ISO感度1250
午後1時の撮影で、窓際からは離れている条件。逆光気味で顔に露出を合わせるため+1の補正。
ISO感度1250。
やはり気にするほどでもない。
話は変わるが、もしF値が4.0で撮影していたのであればISO感度が3200を超えてくるのだから明るいレンズが絶対的に正義であることを認識させられる。
F値4.0 / シャッタースピード1/125s / 焦点距離70mm / ISO感度3200
望遠側でシャッタスピードが上がっている。
ISO感度3200。
これまでと異なりノイズが目立ってくるが、個人的には許容範囲だ。
F値4.0 / シャッタースピード1/8s / 焦点距離40mm / ISO感度6400
最後は極端な条件。奥の部屋で部屋の明かりもつけていない。
ISO感度6400。
ここまで来ると明らかに許容できないレベルだ。
が、全く使えないかと言えばそうではない。条件が限定されてる状況においては、ブレブレの写真を量産するくらいならこのISO感度6400までを選択肢に入れたい。
整理すると
ゆえに室内でもノイズにそれほど悩まされることなくガンガン使える。α6000の個人的な許容レベルがISO感度1600だったので、この1段分の高感度耐性の向上は本当に大きい!
ソニー SONY ミラーレス一眼 α6400 ボディ ブラック ILCE-6400 B
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- 発売日: 2019/02/22
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やはり、色々と最強な気がする。
F値4.0 / シャッタースピード1/60s / 焦点距離36mm / ISO感度1000
それにしても瞳AFのガチピンは本当に気持ちがいい。
どうやらこれまでピントが合うという当たり前の事象を軽視していたみたいだ。反省。