【検証編】α6400とEOS Kiss Mの色味比較(α6400観点)
妻用(?)にEOS Kiss Mを購入したため、α6400と色味を比較してみました。
- ソニーは色味があっさりしている?
- α6400を用いたクリエイティブスタイル毎の色味比較
- 自分がたどり着いた設定はビビッドに彩度-1、露出補正+0.3
- EOS Kiss Mの色味
- α6400とEOS Kiss Mの肌色比較
- まとめ
ソニーは色味があっさりしている?
自分はこれまでいろいろなミラーレスを使ってきました。
メーカーとしてはソニー、キヤノン、オリンパス、パナソニックとなります。
ソニーは「色味があっさりしている、ホワイトバランスが不正確」と記載されている文章を散見しているのですが、あながち間違っていないと思います。正確に言うと、ソニーは初期設定だとよくも悪くもあっさりした仕上がりとなります。
自分は初めてα6000を購入した時に子供の肌が不健康そうに見えて一度売り飛ばしてしまったくらいです。雰囲気優先のために少し赤みを残すということをソニーは選択していません。
α6400を用いたクリエイティブスタイル毎の色味比較
初心者はあまりいじらないと思いますが、どのカメラでも仕上がりを変える設定があります。ソニーだと「クリエイティブスタイル」と呼ばれています。
このクリエイティブスタイルを変えた場合にどれだけ仕上がりが変わるか検証しました。
これが基準です。
個人的には赤がどぎつくそのままでは採用できません。
かなりあっさりで物足りないです。
色味はいいですがシャープネスが下がっているのでどのシーンでも使えるわけではありません。
コントラストが高いため子供をふんわりと映したいときは使えませんが、風景撮影にはかなり適していそうです。
自分がたどり着いた設定はビビッドに彩度-1、露出補正+0.3
では自分は何を採用しているかというと、彩度を-1したうえでビビッドを採用し、かつ露出補正は+0.3を基本としています。
上記設定で吐き出される写真は以下です。
なぜこの設定に行きついたかと言えば
- スタンダードがあっさりしすぎていてビビッドを採用したいけれど、彩度が高すぎて許容範囲外 → 彩度を-1したら問題ない範囲になった
- 全体的に少し暗い → 露出補正を+0.3したらそのまま使用できる写真が増えた
という至極単純な経緯です。ここら辺は完全に好みですね。
なおRAW現像で最後は救えるというのが大前提です。
EOS Kiss Mの色味
続いてEOS Kiss Mで同じ画角で撮影しました。
なんだこれは?赤みがかっているじゃないか!
キヤノンは少し暖色系のイメージでしたが、それでもここまでではない。
これでは使い物にならないと慌てて調べました。
初期設定ではホワイトバランスは「雰囲気優先」が選択されており、白熱電球下ではあえて赤みを残しているとのことです。
ということでホワイトバランスの設定を「ホワイト優先」を選択し再度撮影。
これでイメージ通りになりました。
やはり色味はソニーよりキヤノンの方が好みです。
α6400とEOS Kiss Mの肌色比較
これなんです!
どちらの赤ちゃんが健康的で可愛く映っているかと言えば、明らかにキヤノンのEOS Kiss Mですよね!
今回のシチュエーションだと自分設定でも完敗です。
やばい、こう純粋に比較してみるとEOS Kiss Mを持ち出す機会も増えてしまうかも。。
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まとめ
今回α6400とEOS Kiss Mの色味を比較した結果、色味としてはEOS Kiss Mの方が好みであることが再確認できました。
でもα6400が圧倒的に性能が高く、何よりもいいレンズが揃っているんですよね。
しばらくはα6400、EOS Kiss Mともに持ち出して色々比較検討するかもしれません。
EOS Kiss Mを使ってみると逆にα6400のすばらしさを再確認するので。
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